プロゲーマーは引退後どうするのか [ゲーム]
正確には「引退後」というより「キャリアプラン」的な話。プロゲーマーの選手寿命が長くないということは知られてるけど、「引退したらどうすんの?」と思ってる人が結構見受けられるので、自分の知ってる限りを書こうと思う。
①学業に戻る
プロゲーマーは若い人間が多い。もちろん、歳を重ねると反射神経が鈍るということもあるのだが、それ以前の問題として社会人はゲームに割ける時間が学生ほど多くないので、必然的にプロゲーマーになるのは若い人が多くなる。こういった学生プロゲーマーにはパートタイムジョブとして学業、プロゲーマーを両立させてるパターンと、学業をストップしてフルタイムのプロゲーマーになるパターンとが存在している。もちろん、前者と違い後者のパターンだとフルタイムのサポートを得るだけの実力、もしくは家族のサポートが必要になってくるのだが、こういう人達が引退するときの理由は大抵「学生に戻る」「学業に専念する」といったものだ。
②ポーカープレイヤーになる
何故かポーカープレイヤーになるプロゲーマーは多い。FPSではあの有名なFatal1tyがFull Tilt Pokerと契約したこともあったし、RTSとなるとElkY、Grrrr(その後ポーカーも引退し会社員に)、Pillars、Rekrul、Soulなどなど、多くのプレイヤーがポーカープレイヤーに転向し、大きな成功を納めてる人も中にはいる。私が知らないだけで、実際はもっとたくさんのプレイヤーがいるのではないかと思う。なかにはKiWiKaKiのようにプロゲーマー活動を行いながらポーカーの大会に出ていたような人もいるようだ。
追記:適当にググッただけでもたくさんでてきた。
③実況、解説
元プロゲーマーという立場を活かし、実況や解説者になる人も結構いる。特にRTSだと解説する側にも知識が必要なので、元プロゲーマーの実況、解説者というのは多い。韓国の解説者もこのパターンだ。またゲスト的な感じで現役や元プロゲーマーが解説に呼ばれることもある。
④e-sportsチームの監督、コーチになる
監督、コーチという役割は、あまり欧米のチームでは見られない(オーナー→マネージャー→プレイヤーというスタイルが多いように思う)が、韓国ではそういったポジションがあるので、引退したゲーマーが監督やコーチとしてe-sports業界に帰ってくることは可能。
⑤e-sports関連会社で働く、起業する
これも妥当なところか。例えば、Nazgulはteamliquid.netというStarcraftのニュース、コミュニティサイトを立ち上げ、今ではStarcraft2、Dota2のプロチームを保有している。CS1.6の伝説的なプレイヤーであるSpawN、HeatoNはZOWIE GEARと共に商品開発を行いプロモーションを行っていたし、Fatal1tyも同じように様々な会社と共に商品開発に協力し、自分の名のブランド管理を行う会社を起業している。
また、少し前の記事で紹介したhahuはSK Gamingのジャーナリストだったこともあるし、FnaticのcArnはChief Gaming OfficerとしてFnaticで今でも働いている。
⑥別のゲームのプロとして復帰
結局プロゲーマーとして戻ってくるパターン。hahuのように全く別のゲームで戻ってくる場合もあれば、HeatoN、SpawNのようにCS1.6→引退→CSGOで復帰というようにシリーズ続編で復帰するパターンがある。
⑦稼いだ金で別の事業を立ち上げる
LoLのCpt Jackの目標はレストランやPC房(ネットカフェ)の経営だという。スポーツ選手が副業として店をやるのと同じで、プロゲーマーにもそういう選択肢は存在する。もちろん、そのためには十分な実力と稼ぎが必要になってくるのだが。
現実的な話だとこんな感じだと思う。あとは可能性としてdestinyのように配信者になる(配信の広告費だけで月3500ドル!)という手段もある。また、DarKFoRcEのようにe-sports bettingの世界に乗り込むのも良いかもしれない。彼曰く、プロゲーマーとしての収入(給料+賞金)よりも多くの収入をe-sportsの賭け事で得ていたというので。彼は2年間での獲得賞金1万3000ドルと給料、そして賭博のおかげでフルタイムのプロゲーマーをやれていたというので結構な収入になっていたのだろうと思う。
かなり特殊な事例として、CS1.6のプロからサッカーのアメリカ代表になったなんて話もnegitakuで見たが、今一度調べて見ると本人であるStuart Holdenはその経歴をかなり恥ずかしく思ってたようで、wikipediaの自分のページから4,5回、プロゲーマーの項目を消そうとしていたらしい(笑)消される度に誰かが元に戻していたようだが。ちなみに彼は北京オリンピックで日本代表相手に1ゴール決めてたりする。
①学業に戻る
プロゲーマーは若い人間が多い。もちろん、歳を重ねると反射神経が鈍るということもあるのだが、それ以前の問題として社会人はゲームに割ける時間が学生ほど多くないので、必然的にプロゲーマーになるのは若い人が多くなる。こういった学生プロゲーマーにはパートタイムジョブとして学業、プロゲーマーを両立させてるパターンと、学業をストップしてフルタイムのプロゲーマーになるパターンとが存在している。もちろん、前者と違い後者のパターンだとフルタイムのサポートを得るだけの実力、もしくは家族のサポートが必要になってくるのだが、こういう人達が引退するときの理由は大抵「学生に戻る」「学業に専念する」といったものだ。
②ポーカープレイヤーになる
何故かポーカープレイヤーになるプロゲーマーは多い。FPSではあの有名なFatal1tyがFull Tilt Pokerと契約したこともあったし、RTSとなるとElkY、Grrrr(その後ポーカーも引退し会社員に)、Pillars、Rekrul、Soulなどなど、多くのプレイヤーがポーカープレイヤーに転向し、大きな成功を納めてる人も中にはいる。私が知らないだけで、実際はもっとたくさんのプレイヤーがいるのではないかと思う。なかにはKiWiKaKiのようにプロゲーマー活動を行いながらポーカーの大会に出ていたような人もいるようだ。
追記:適当にググッただけでもたくさんでてきた。
③実況、解説
元プロゲーマーという立場を活かし、実況や解説者になる人も結構いる。特にRTSだと解説する側にも知識が必要なので、元プロゲーマーの実況、解説者というのは多い。韓国の解説者もこのパターンだ。またゲスト的な感じで現役や元プロゲーマーが解説に呼ばれることもある。
④e-sportsチームの監督、コーチになる
監督、コーチという役割は、あまり欧米のチームでは見られない(オーナー→マネージャー→プレイヤーというスタイルが多いように思う)が、韓国ではそういったポジションがあるので、引退したゲーマーが監督やコーチとしてe-sports業界に帰ってくることは可能。
⑤e-sports関連会社で働く、起業する
これも妥当なところか。例えば、Nazgulはteamliquid.netというStarcraftのニュース、コミュニティサイトを立ち上げ、今ではStarcraft2、Dota2のプロチームを保有している。CS1.6の伝説的なプレイヤーであるSpawN、HeatoNはZOWIE GEARと共に商品開発を行いプロモーションを行っていたし、Fatal1tyも同じように様々な会社と共に商品開発に協力し、自分の名のブランド管理を行う会社を起業している。
また、少し前の記事で紹介したhahuはSK Gamingのジャーナリストだったこともあるし、FnaticのcArnはChief Gaming OfficerとしてFnaticで今でも働いている。
⑥別のゲームのプロとして復帰
結局プロゲーマーとして戻ってくるパターン。hahuのように全く別のゲームで戻ってくる場合もあれば、HeatoN、SpawNのようにCS1.6→引退→CSGOで復帰というようにシリーズ続編で復帰するパターンがある。
⑦稼いだ金で別の事業を立ち上げる
LoLのCpt Jackの目標はレストランやPC房(ネットカフェ)の経営だという。スポーツ選手が副業として店をやるのと同じで、プロゲーマーにもそういう選択肢は存在する。もちろん、そのためには十分な実力と稼ぎが必要になってくるのだが。
現実的な話だとこんな感じだと思う。あとは可能性としてdestinyのように配信者になる(配信の広告費だけで月3500ドル!)という手段もある。また、DarKFoRcEのようにe-sports bettingの世界に乗り込むのも良いかもしれない。彼曰く、プロゲーマーとしての収入(給料+賞金)よりも多くの収入をe-sportsの賭け事で得ていたというので。彼は2年間での獲得賞金1万3000ドルと給料、そして賭博のおかげでフルタイムのプロゲーマーをやれていたというので結構な収入になっていたのだろうと思う。
かなり特殊な事例として、CS1.6のプロからサッカーのアメリカ代表になったなんて話もnegitakuで見たが、今一度調べて見ると本人であるStuart Holdenはその経歴をかなり恥ずかしく思ってたようで、wikipediaの自分のページから4,5回、プロゲーマーの項目を消そうとしていたらしい(笑)消される度に誰かが元に戻していたようだが。ちなみに彼は北京オリンピックで日本代表相手に1ゴール決めてたりする。
『ガジェット通信』(http://getnews.jp/)というウェブ媒体を運営しておりますガジェット通信編集部と申します。
貴ブログ記事
プロゲーマーは引退後どうするのか
http://gamex3.blog.so-net.ne.jp/2013-08-19
を、拝読させていただきました。
こちらを、ぜひ『ガジェット通信』に寄稿という形で掲載させて頂きたいのですが、ご検討いただけませんでしょうか?
連絡先がわからず、コメント欄からの依頼で大変失礼いたします。
まずはメールにてご連絡いただけたら幸いと存じます。
ご検討の程、宜しくお願いいたします。
ガジェット通信編集部
kiko@razil.jp
by ガジェット通信編集部 (2013-08-21 12:11)
Great game, aⅼtһough уou cɑn't reslly Ƅе aall high on the leaderboards witһout spending any real money.
Fantastic
by Bret (2023-05-29 08:49)